子どもをバディスポーツ幼児園に入れてみた。

長男2才。来年家族入りするのは次男かな?長女かな?

寝る前に読みたい絵本1『おやすみなさい くまくん』

さあ、もう子どもは寝る時間。

そんなときに、

子どもには強制的な印象を与えずに、

楽しい気分でお布団に向かってもらいたいものですね。

 

そんな雰囲気作りに一役買っているのがこの絵本。

息子が2才頃からお気に入りで何度も読み返しています。

 

おやすみなさい くまくん

おやすみなさい くまくん

 

 くまの親子のおやすみタイムを、温もりのある絵で綴っています。

くまくんの寝る時間になり、お父さんがくまくんを肩車してベッドに連れて行きます。

ところが、くまくんはなかなかベッドに降りようとしません。

そこで、ユーモアたっぷりのお父さんは、

「くまくんがベッドに降りたはずなのに、ベッドにいない!」とくまくんの捜索をはじめます。

くまくんを肩車しながら。家中を。

お父さんの肩の上でじっとしていたくまくんですが、

ケーキを見つけたら、さすがにおとなしくしていられません。

お父さんはようやく見つかったくまくんをベッドに連れて行き、

「じょうずにかくれてたでしょ?」と自慢げなくまくんを

うれしそうに見ながら寝かします。

 

この親子のまねをして、父親が息子を肩車してお部屋に連れて行くと、

息子は大喜び。

子どもって絵本やテレビなど、見たものを疑似体験できることをとても喜びますよね。

「おなじー!」とか言って。

 

ストーリーの初めに出てくるシーン、

お母さんが「もうねるじかんよ」と読んでいた本を閉じて

くまくんにおやすみのキスをするところや、

お父さんが家中を探しまわる時に、楽しそうに見守っているお母さんの様子も

またほっこり温かい気分にさせてくれます。

 

きれいな色遣いや、何より、くまの毛のふわふわ感がちゃんと伝わる絵のタッチも

かなりツボです。

 

ただ1点、

お父さんのくまくん捜索中に、家の外も覗いてみるシーンがあります。

畑のレタスをうさぎの家族が勝手に食べているので、「コラー!」と追い払う。

これ、いります?

ちょっと世知辛い世の中を思い、一瞬現実に戻されるのが気になります。。

個人的には、ほっこり気分でそのまま通読したかった。。

 

ともあれ、キュートな作品です。

 

 

おやすみなさい くまくん

おやすみなさい くまくん